＜内容＞ ユリアン・シトコヴェツキーによる、生涯唯一のバッハ録音で、 バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第２番。（ “シャコンヌ”を含む全曲 ）
Ｙ．シトコヴェツキーは、Ｌ．コーガンやＩ．ベズロドニー等とも同門のモスクワ音楽院Ａ．ヤンポルスキー門下の天才で、３２才で夭折した奇跡のヴァイオリニストである。
技巧派犇めくロシアに於いても、彼のメカニックは別次元であり、 技巧的な難易度が上がれば上がるほど、より情熱的且つクールに冴え渡る、唯一無二の”超人”である。
そして当盤は、そんな彼の生涯唯一のバッハ録音にして、 驚愕の無伴奏ヴァイオリンのパルティータ第２番”全曲”（「シャコンヌ」含む）。
当盤に聴かれるバッハは、彼ならではの目も覚めるようなボーイングは勿論であるが、 寧ろ各パートに於ける独自の解釈が非常に見事で、取り分け「シャコンヌ」は、 清涼感すら感じられる新しいバッハ解釈である！
特に今回の個体は、数あるプレ・メロディア期の中でも最も古い完全初出盤のため、 より濃厚な再生音で奇跡の美音を堪能出来る、大変貴重な１枚！！！   ※ ロシアのヴァイオリンのレコードの中でも、ここ数年の間に、 最も入手難になってしまった超希少盤！     ＜レコード番号＞ ロシア メロディア Ｄ－２４４８／９ （ モスクワ・プレスの第一号（最初期）にあたる赤金３３小（ガスト５６）レーベルで、 １０インチ・フラット重量盤の完全ファースト・プレス・オリジナル！ ）
＜ あらゆるプレ・メロディアの中でも一番最初のプレス！＞     ＜レコード・コンディション＞ ＮＭ ～ ＮＭ＋ モスクワのラジオ局に所蔵されていたこともあり、僅かなスレ以外ピカピカの極美品！ この時代のプレ・メロディアとしては殆ど出会うことのない極上品で、 トレースにも優れた、価値ある希少個体！     ＜ジャケット・コンディション＞ レコードとも完全合致する、最初期モスクワ製の穴開き共通ジャケット。 状態も綺麗です。     ※ 大きな問題（誤記等）があれば、その都度丁寧に対応させて頂きますが、     基本的にノークレーム・ノーリターンでお願い致します。     ＜御紹介＞ 当方が出品しているレコードについては、全ての商品に於いて クリーニングやメンテナンスを、時間をかけて丁寧に行っております。 そのため、カビや汚れは勿論のこと、ホコリの心配なども不要です。 落札された方は、レコードが届き次第、直ぐに再生可能です。 ですので、安心して入札して頂ければと思います。 （ 盤面の外傷等は除きます。）