kv415 工場 美品 着物 希少!人間国宝家系 四代目 田畑喜八作 正絹 訪問着

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定価68万円程のお品 田畑家とは約200年の歴史を誇り、五代目まで続いている京友禅の名匠です。 初代は滋賀県高島郡の出身で小房屋喜八と名乗り、明治時代以降は田畑を名乗ります。 文政時代に京都で日本画を望月玉泉(ぎょくせん)と鈴木百年(ひゃくねん)に学んで日本画家を志して上京し、1825年に小川通りに染屋を開いたのが後に五代にまで受け継がれる田畑喜八の始まりです。 当時の京都は水に恵まれて茶道や染物、織物が発展しており、また京都には徳川政権が築いた二条城や天皇がおわします御所があったこともあって、初代は御所と二条城にいる大名の妻や姫君の誂染師(あつらえぞめし)として活躍していました。 誂染師とはお客さんの着物や帯を作るときに、生地や色の組み合わせなどをすべてオーダーメイドで仕上げる仕事を指します。 二代目は鈴木松年(しょうねん)に弟子入りして日本画の勉強から始め、初代の染屋を継ぎました。 歴代の田畑喜八には「田畑家コレクション」という、田畑家が着物を作る際に使う膨大な色の生地が貼られた見本帳があります 友禅染の起源は江戸時代に絵師の宮崎友禅斎が京都で始めたとされて、白生地に下絵を描き、その下絵を糸目糊でなぞっていく染色方法です。 また、色数が多く花鳥風月の模様を着物に染める手法が盛んに行われました。 友禅の前身ともいえる「茶屋辻」は藍の濃淡で山水や花鳥などの細やかな模様染めで、江戸時代以来、田畑家では「友禅」や「茶屋辻」よりも広く「模様染め」という呼び方で着物作りに取り組んできました。 友禅業界では「京友禅」の技法の範囲が拡がる一方、五代目は歴史ある糊防染による模様染め、手わざを基本に制作する着物にこだわってきました。 作風の特徴として、五代目は着物のサイズを生かしたダイナミックな友禅の構図と色数が少ないこと、三代目は絵画的、写実的表現を得意としています。 身丈: 157.8cm 裄 : 66.5cm 袖丈: 48.8cm 前幅: 24cm 後幅: 29.5cm 広襟 裄は3cm程出せそうです。 襟に極薄い汚れあり。 こちらは目立つシミはございません。 品としては大変良い状態のお品です。すぐにでもご使用いただけます。

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